水上勉・追悼公演 (水上先生の一周忌) 古屋和子 ひとり語り 水上勉・作・脚色 越前竹人形 ◎日 時 9月8日(木) 午後6時30分より ◎会 場 愛知県安城市 ギャラリーがらんどう ◎参加費 前売り 3000円 当日3500円 ◎チケヅトお求めは がらんどう まで TEL 0566-98-2200 |
9月8日が水上先生の一周忌にあたります。 その当日に古屋和子さんの一人芝居をギャラリーで行なうことになりました。 一人芝居「越前竹人形」の第一人者として名高い古屋和子さんのお芝居が、念願叶い、当ギャラリーで実現します。 水上先生の一周忌に演じていただけるのは水上先生への最高の供養と なるのではないでしょうか。 しかも水上先生の、雑誌「さらい」に連載された折々の散歩道の原画に囲まれての上演です。 ぜひこの機会に27年間演じ続けているという琵琶の弾き語りで演じる、 ロマンあふれる「越前竹人形」どうぞご観劇にお出かけください。 ◆「一人語り」の古屋和子さんのHP |
1991年シアター退団後から毎年カナダ・アメリカ・オーストラリアなどでワークショップを行うと共に、各地のストーリーテリング・フェスティバルに出演。また、先住民居留地を訪ねて語り文化の交流をしている。 広義のストーリーテリングの場として、『One Thousand & One day's Storytelling』と『明空風堂』を主宰。 豊田市でのインターナショナル・ストーリーテリング・フェスティバルの企画制作を担当。 2002年より『音の臨書−近松世話浄瑠璃集』を開始。 説経・平家・近松の古典や泉鏡花・中島敦・ユルスナール・宮澤賢治・安房直子など幅広いレパートリーを持つ。 |
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物入れのはずだが、物の入っていない籠は淋しくていいものだ。 じつは、歩けもしないのに、山へ入って草花を切りにゆこうとたくらみ、 物置きから取り出してもらったのである。 若狭から送ってもらった岸本一定さんの背負い籠だ。 父母がまだ息災だったころの、ぼくが九才までの記憶をよみがえらせる。 何も入っていなくてもいい。充満した気分である。 さて、山は草が待っているか。 午前10時〜午後6時 会期中無休 《入場無料》 会場 ギャラリー がらんどう ■1919年福井県に生まれ、惜しまれつつ昨年の9月8日に鬼籍に 入られた水上勉先生、「雁の寺」「飢餓海峡」「五番町夕霧楼」 「越前竹人形」など生み出した名作は数知れず。 書かれた戯曲は今もって多くの役者によって演じ続けられている。 また、趣味としていた、陶芸や絵画は温かみのあるやさしい作品が多い。 そんな水上先生の水彩画の中から、雑誌「サライ」に連載された内二十点余りを展示いたLます。 水上先生が最も信頼をおいていた方々、角りわ子さんや、信楽の小林弘幸さんの陶芸、そして 竹紙の小山久美子さんの作品も併せて展示いたします。 |
今回初出品して頂く小林弘幸先生は、自身の手で築窯した半地上式穴窯で信楽の土を 使い赤松で5日間焼き続けて生まれた。 火色や灰かぶりが美しくまた、使い続けるうちにより味わい深くなっていくという 信楽独特の器です。 | いつ見ても新鮮な香りのする独特なあきのこない意匠、おなじみの器。 今回はどんな作品か楽しみです。 | ずーっと、ずーっと作り続けています。 水上先生伝来の味わい深い竹紙。 |